Wednesday

出せない手紙 - V6

「そのうち会おう」と笑って 手を振った
「そのうち」なんてもう ないこと 分かってる
毎日誰かと平気な顔して 虚ろな約束交わし
すれちがった手は どこへ行くのだろう

僕らはずっと無邪気なまま 両手広げ
気ままに渡る青い風を ほほに受ける
今は まだ夢だと 認めたくないけど

僕らはずっと裸足のまま この浜辺で
きらきら揺れる白い波を 追いかけてる
いつか また会えると 信じられるように

「変わってないよ」と 言えずに飲み込んだ
思いを休ませる 場所のあてもなく
出せない手紙を捨てられないのは 終わりにしたくないから
傷つけあうのは 離れられないから

遠くで叫ぶ君の声が なつかしいね
心は素直になれなくて もどかしいね
どんな 切ない日も 取り戻せないのに

数え切れない真夏の星 思い出せる?
心はいつも君といるよ 忘れないで
夜が 冷たくても 一人歩く朝も

輝く雲の城を越えて 虹を見せて
怖いくらいの夕焼けにも 足を止めて
二度と 会えなくても 夜明けはやってくる

僕らはずっと裸足のまま この浜辺で
きらきら揺れる白い波を 追いかけてる
いつか また会えると 信じられるように

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